こんにちは、ぶんです。
前回の記事で、現在の総資産2,440万円を公開しましたが、今回はそこに至るまでの過程を書き綴っていきたいと思います。
「どうやってそんなに貯めたの?」 「やっぱり元からエンジニアで高給取りだったんでしょ?」
そんな風に思われるかもしれませんが、実は決してそんなことはありません。 今日は、社会人1年目から現在に至るまで、私がどうやって2,400万円という資産を築いてきたのか。その「泥臭い過程」を振り返ってみたいと思います。
今、FIREを目指して頑張っているけれど「先が見えなくて辛い」と感じている方の心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。
1. 転機は4年目。YouTubeから始まった「意識改革」
実は私、社会人3年目までは、節約にも投資にも「1ミリも興味がありませんでした」。
当時は、ただ趣味(あまりお金のかからないもの)を楽しんで、余ったお金が勝手に通帳に残っているだけ。それでも年間50万円くらいは自然に貯まっていましたが、目標なんて何もなかったんです。
転機が訪れたのは社会人4年目のこと。 たまたまYouTubeでFIRE(早期リタイア)の書籍紹介動画を見たのがきっかけでした。
「え、働かなくても生きていける世界があるの?」
その衝撃から、NISAやインデックス投資という言葉を知り、「もっと投資に回したい!」というポジティブな欲求が湧いてきました。そこから私の「ガチ勢」としての歩みが始まりました。
無意識に貯まっていた「年間50万円」が、意識を変えただけで「年間150万円以上」に。 結局のところ、資産形成で一番大事なのは「高度なテクニック」ではなく、「どう生きたいかという明確な目的」なんだと痛感しています。
2. エンジニアの武器は「ググる力」と「いい感じのズボラさ」
よく「エンジニアだから家計管理も緻密なんでしょ?」と言われますが、正直に言います。私はかなりのズボラです。
ただ、大学生の頃のプログラミング課題で培った「わからないことは即ググる癖」だけは、投資や節約の勉強にものすごく役立ちました。調べることへのハードルが低い、というのはエンジニアならではの隠れた強みかもしれません。
そして、私がここまで継続できた最大の理由は、意外にも「完璧主義を捨てたこと」にあります。
節約はやろうと思えばどこまでも追い込めます。でも、ある程度までやり切ると、そこから先は得られる効果(金額)に対して、精神的なコスト(しんどさ)が跳ね上がる「停滞期」が来るんです。 だから、「これくらいでいいや」という80点主義。これが、長いFIREへの道のりを走り続けるための「持続可能なマインド」でした。
3. 「時給」ではなく「コスパ」で考える節約術
私が実践して、最も効果が高かったものを2つ紹介します。
① スマホ代の見直し(固定費の削除)
たった1日作業するだけで月3,000円、年間36,000円を浮かせました。 「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、会社員が手取りで36,000円増やすには、額面で5万円以上の昇給が必要です。何年もかけて昇給する苦労を考えたら、スマホプランの変更は「人生で最もコスパの良い仕事」だと思いませんか?
② 「自炊」ではなく「スーパー活用」
私は一人暮らしをしていた時も一切自炊をしませんでした。でも、コンビニ飯や外食をやめて、スーパーで冷凍食品を買ってくる。これだけで支出は激減しました。「自炊しなきゃ」という完璧主義を捨てて、スーパーを「私専用の巨大な冷蔵庫」として使う。これならズボラな私でも続けられました。
あとは、会社に半強制的に入らされていた積立型の福利厚生。これも全部解約してNISAに全振りしました。手取りが増えて、そこまで積み立てたお金を入れて複利も効く。あの時の判断は、今振り返っても自分に拍手したいですね。
4. 暗黒の「FIRE1〜2年目」と失敗談
順風満帆に見えるかもしれませんが、始めたての頃は血迷ったこともあります。 「もっと早く増やしたい!」と焦って、個別株で一発逆転を狙ったり、ハイレバレッジな商品に手を出したり……。
幸い、大怪我をする前に「自分には向いてないな」と飽きてやめられたのが救いでした。もしあの時、資産を半分に減らすような痛い目に遭っていたら、今の私はここにいないかもしれません。
特に最初の1〜2年目は、「早く仕事を辞めたい」という気持ちが強すぎて、計画が少しでも狂うのが怖くてたまりませんでした。 仕事が辛い時ほど、「今ここで病んで辞めたら、FIRE計画が水の泡になる……」と自分を追い詰めていた。あの時の精神状態には、二度と戻りたくありません。
5. 資産1,000万、2,000万を超えて見えた「景色」
ネットでは「1,000万円を超えると景色が変わる」なんて言われますが、私の実感はこうです。
「景色なんて1ミリも変わらない。だって、まだ仕事辞められないし」
1,000万円を超えた瞬間は嬉しかったですが、翌日には「でも今日も出勤か……」と現実に引き戻されました。そもそも、自分の生活自体は何も変わっていないのですから。
ただ、500万円から1,000万円までが一番長く感じたのに対し、2,000万円までは意外と早かった。これは相場の恩恵と、本業での昇給が重なったおかげです。
2,000万円を超えた今、確かに「安心感」は増しました。でも、浮かれている暇はありません。私のゴールはまだ先にあるからです。
最後に
私が9年かけて2,400万円を貯められたのは、決して魔法のようなテクニックを使ったからではありません。ズボラな私が、自分に合った「心地よい手の抜き方」を見つけ、それをただ諦めずに続けてきた結果です。
もし、あなたが今「もっと節約しなきゃ」「投資を完璧にこなさなきゃ」と自分を追い詰めているのなら、一度深呼吸をしてみてください。80点の出来でも、長く続ければそれは想像以上に大きな力になります。
愛知の片隅から、私もまだまだ続くFIREへの道を一歩ずつ歩んでいきます。皆さんも、自分なりのペースで、自由な未来を形にしていきましょう!


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